今回のブログでは、前回同様に筋肉のお話をします!
前回は私たちの施術の中でも筋肉ほぐしについて重点的にお話しましたが、今回は生活の中で出来るトレーニング方法をお伝えします!
私たちの施術では、元々、作業療法士として働いていた経験から、生活指導のアドバイスなどもさせて頂いてます。
なので、今回のブログでその一部を紹介します。
今回は、肩甲骨周りの筋肉についてお話していきます。
皆さん、インナーマッスルって聞いたことないですか?
人間の身体の構造として、骨格の周りに筋肉がついていますが、実は、様々な筋肉が何層も複雑に重なっているのです。
よって、表面上で触れる筋肉とその奥にある筋肉が存在するのです。
その奥にある中の筋肉こそインナーマッスルです!
では、肩甲骨のインナーマッスルを紹介しましょう。
肩甲骨の前側と後ろ側で合計五つの筋肉が存在します!
・棘上筋(きょくじょうきん)
・棘下筋(きょくかきん)
・小円筋(しょうえんきん)
・大円筋(だいえんきん)
・肩甲下筋(けんこうかきん)
そして、そのどれもが、肩甲骨から腕の骨(上腕骨の肩まわり)に付いています!
この筋肉たちは、それぞれ肩を動かす際に色々な方向に動かす役割がありますが、最も大事な役割は、肩が脱臼しないようにする事です!
つまり、この筋肉たちが肩甲骨に腕の骨を引き付ける役割をしてるのです!
その役割によって、外側の大きな筋肉が働いても、肩の関節が正しく動くようになっています!
小さな筋肉の集まりですが、インナーマッスルはとても大事な筋肉なのです。
実際にこの筋肉の働きが弱ると、肩関節脱臼、筋肉が千切れる肩板断裂、筋肉が肩関節に挟まって痛むインピンジメント症候群など、様々な病気の原因となります!
次回のブログでは、これらの病気の予防法として、自宅で出来る簡単なインナーマッスルトレーニングを紹介します。