今回は、以前のブログでもお客様の症状として何度か出ている胃の不調について少し詳しくお話させて頂きまたいと思います!
ところで皆さん、ヘルニアって聞いたことありますか?
聞いたことある方はヘルニアと言えば腰のヘルニアのイメージが強いのではないかと思います。
実は、胃にもヘルニアがあるのです!!
その名は食道裂孔ヘルニアといいます。
あまり聞きなれない病名ですが、実はかなり多いのです。
この食道裂孔ヘルニアになると様々な症状がでてきます。
中には胃腸の調子が悪い方に当てはまった症状かもしれません。
食道裂孔ヘルニアについて説明する前に簡単に胃がどのような位置関係にあるのかお話させてください!
人は口から食べ物を食べてゴクンと飲み込むと食べ物は食道という管へ降りていきます。
その食道の先にあるのが胃になります。
ただ、食道から胃にいく部分で、横隔膜というお腹の中にある筋肉があります。
上の画像にあるドーム状のところですね!
この横隔膜の真ん中に食道裂孔という穴があり、そこに食道が貫通して胃になってるんです!
食道裂孔ヘルニアは簡単にいうと、横隔膜が胃を挟み込んだ状態です。
カイロプラクテックでは特殊な手技による矯正で、上に上がり過ぎて横隔膜に挟まってしまった胃を下へ降ろします!
食道裂孔ヘルニアはとても物理的な原因でおこる病気です。
なので、物理的な矯正によって戻していく事が必要なのです。
胃の位置が正しく戻ると、多くの方が施術後、胃の不快感がスッキリします!
もちろん、食道裂孔ヘルニアの方は胃が挟み込みやすいようにクセが付いてる方が多いので、根気強く施術してクセも改善していく必要があります。
また、食道裂孔ヘルニアは、ほとんどが腹圧が高まって胃が上にあがる事起こるので、ベルトして仕事する方や妊婦さんにも多いです。
逆流が強い方は胃酸が出やすい油ものやお肉を控えてくださいね。
今回は、こんな感じで食道裂孔ヘルニアについてお話させて頂きました。
胃腸の不調があり、自分も食道裂孔ヘルニアかもと思った方は是非ご相談ください!