こんにちは!
今回は、腰痛を引き起こす筋肉に対してのアプローチをお話していきます。
前回のブログでは、腰痛を引き起こす代表的な筋肉として、脊柱起立筋や腸腰筋についてお話しました。
今回は、八幡西区へ出張伺った際に、腰痛の症状がみられたお客様の施術と共に説明していきます。
まずは、ピンポイントで腰痛が起こりやすい脊柱起立筋をしっかり緩めていきます!
前回のブログでお話したように、この脊柱起立筋は複数の筋肉で構成されており、人によって強張っているポイントが異なります。
なので、お客様からどのような時にどのような姿勢や動作で痛むのかなど、しっかり問診で聴く必要があります!
脊柱起立筋は、丁寧に緩めると施術後からすぐに痛みの軽減を体感出来ますよ!
次に、腰痛を改善する上でとても重要な筋肉、腸腰筋のアプローチについてお話します!
まず、患者さんの両手を上に引っ張り、手を合わせると明らかに左手が短くなってます。
これは、左側の腸腰筋が強張って腰の背骨をズラし、肩甲骨周りの筋肉まで引っ張っているから起こる現象です!
この場合、左側の腸腰筋を緩めて左右のバランスを保たなければなりません。
腸腰筋は、人体の筋肉の中でもかなり奥にある筋肉なので直接アプローチできる箇所が限られてます。
背中側からは届きにくいので、お腹側の骨盤に沿った筋肉を緩めていきます!
また、数回ストレッチして、筋肉の緩みかたをしっかり見ていくことが大事です。
腸腰筋を緩めた後に、再び手のひらを合わせるとぴったり揃ってます!
左右の腸腰筋のバランスが均一になったということです!
この再検査で、まだ左手が短い場合は、十分に緩んでないので再び緩めます。
そして、逆に右手が短くなっている場合は、左側の腸腰筋は緩んだけど、実は右側にも強張りがあったということなので右側も緩めていきます!
このようにして、腸腰筋の場合は、あくまでも左右の筋肉の張りを保つことが、背骨や骨格のズレにとっても最適なアプローチとなります!
今回は、筋肉に対するアプローチのお話をしましたが、腰痛はまだまだ考えられる原因が山ほどあり、その分アプローチ方法もあるので、次回のブログで順番にお話していきますね!
ありがとうございました!