今回は、前回の続きで自律神経の矯正について説明をしていきます。
そして、カイロプラクティックでは、自律神経の働きを正すための矯正が存在します。
副交感神経の働きがサブラクセイション(背骨のズレ)で邪魔されている時は、リラックスできない身体のなるので、不眠症や胃腸の不調、動悸や落ち着きがなくなるなどの症状が現れます。
そして、その副交感神経の矯正は、後頭骨(頭蓋骨の後ろ)から頚椎(首の背骨)5番目までと骨盤(仙骨、尾骨)を矯正する事で改善します。
交感神経がサブラクセイション(背骨のズレ)で邪魔されている時には、起きれない、身体がだるい、下痢など消化過活動の症状がでます。
そして、交感神経の矯正は、頚椎の6番目から腰痛の一番下5番目までの矯正を行います。
また、症状の特徴として診断の基準になるのが、
副交感神経の神経圧迫
1,内臓は働き過ぎる
2,筋肉が硬直している
3,神経過敏になる
交感神経の神経圧迫
1,内臓の機能が落ちる
2,筋肉はほとんど硬直しない
3,神経は麻痺し鈍くなる
というのがカイロプラクティック原則です!
こうしてお話すると気づいた方もいるかもしれませんが、交感神経と副交感神経は真逆の働きとなっていて、矯正する場所も完全に異なります!
カイロプラクティックの施術をする上で、交感神経と副交感神経の神経圧迫を間違えて矯正すると、悪い症状を更に助長させる事になるので、矯正する前にしっかりと検査、診断しなきゃですね!
我々も自律神経には、細心の注意をはらって矯正することを心がけています!
今回は、少し難しい内容でしたが、自律神経のイメージが少しついたでしょうか?
それでは、また次回もカイロプラクティックの知識について更新していきたいと思います!
ありがとうございました!