今回は、前回の続きとして副腎の病気による症状についてお話したいと思います!
前回のブログが少し難しかったので今回は出来るだけ簡潔に説明したいと思います!
副腎とはどのような役割の臓器かというのは前回のブログを見ていただければと思います。
副腎から出るホルモンによって全身に様々な影響をもたらします!
では、その副腎が病気になるとどうなるのか……もちろん様々な症状が現れます!
例えば、コルチゾールの異常で起こるクッシング症候群では、高血圧、糖尿病、骨粗鬆症、心不全、筋力低下、顔に脂肪がついてしまうなど様々な症状が出てしまいます!
アルドステロンの異常で起こる原発性アルドステロン症という高血圧の病気などもあります!
ちょっと難しい名前の病気ですが、カイロプラクティックでは、もっと身近な症状から診ていく事が多いのです!
前回、お話したアルドステロンやアンドロゲン、コルチゾールなどの副腎皮質ホルモンですが、別名をステロイドホルモンと言います!
ステロイドってなんとなく聞いたことありませんか?
そうです!薬のステロイドです!
身体の炎症やアトピーなどの痒みを伴う皮膚病で処方されています。
実は、このステロイドは副腎で造られているという事なのです!
ステロイドは炎症に対してとても効果が期待できる薬ですが、その分副作用が強いというのは有名な話です。
ところが!自分自身の副腎が造られる天然のステロイドは正常に分泌していると副作用はありません!!
なので、カイロプラクティックでは、アトピーなど皮膚の痒みがある方は、このステロイドホルモンの分泌を正常にするための施術をします。
逆に、薬のステロイドを長期間、大量に使うと副腎が小さくなり、ステロイドを分解しなくなってしまうので、再び、ステロイドを出せる副腎にするため、矯正を行います!
このように、副腎の異常で起こる症状は、全身の病気から身近な病気まで様々なのです。
カイロプラクティックの施術で、皮膚まで関係するイメージは中々無いと思いますが、実は皮膚も内臓から!内臓は背骨から!という繋がりがあるのを知って頂けたら嬉しいです。
では、次回は実際の施術アプローチをブログで書いたいと思います。