カイロプラクティックとMRI やCT 、レントゲンとの関係について

カイロプラクティックとMRI やCT 、レントゲンとの関係について

今回は、カイロプラクティックとMRI やCT 、レントゲンなどの画像診断の関係についてお話ししていこうと思います!

実は、カイロプラクティックの本場アメリカでは診断の際、MRI などの画像を参考にするのは当たり前なのです!

画像診断を行う事は、その人が困っている症状の原因を見つけるのにとても重要なのです。

例えば、腰の椎間板ヘルニアを発症した人がいるとしましょう。
その人の症状はまだ軽く、腰の痛みだけで足のしびれなど神経症状は無いとします。

これだけの情報では、椎間板ヘルニアです!と診断するのは難しいのです。

そこで、MRI などの画像があれば、椎間板の異常から神経の圧迫など様々な情報が得られるので、どこをどうアプローチして改善していけばいいか、分かるのです!

我々も、お客様の施術を行う際、そのお客様がMRI などの画像をお持ちでしたらその画像診断を参考に施術させて頂く事も多くあります。

上のMRI 画像は、現在、施術に伺っているお客様からお借りしたものです。

このお客様の症状は右手のしびれが主ですが、上の画像を見ても頚椎の3番目と4番目の間で椎間板が後ろに飛び出て神経を圧迫しているのが分かります。(水平断面の画像は左右が反転して映ります)

カイロプラクティックでのアプローチとして、頚椎の矯正により、潰れた椎間板の間を拡げて治癒を促す事が必要になります。

上の画像で見られる黄色い糸のようなものは全部神経です!
全部、背骨の中の脊髄から分岐して出ているのです!

頚椎(首の骨)の3番目から出て腕までつながる神経を青く塗っていますが、これを見ると腕のしびれが首からきている可能性があることが分かると思います。

とはいえ、腕のしびれだけの症状だと、しびれる場所を詳しく問診する事である程度は原因が特定できますが、100%これです!とは言い切れません。

何故なら、首から腕、そして指先まで繋がる神経のどこで異常があるか、はっきりは見えないからです。
そこで画像診断があればどこで異常があるかも格段に特定しやすくなります!

皆様はレントゲンやMRI などをとる機会があるとすれば、どのような時に病院へ行くでしょうか?
手足のしびれや骨折、脱臼などの怪我など理由は様々だと思います。

実は、画像診断で役立つのはそれらの症状だけではないのです!

例えば、上の画像のように頚椎の神経は甲状腺という重要な器官に繋がっています。
頚椎の圧迫により甲状腺の働きが悪くなり、甲状腺の症状が出る方も多くいます。

我々のお客様の中に、手のしびれと甲状腺機能の異常が同時に起こっており、頚椎の矯正を続ける事でどちらの症状も改善していった方がいます。
神経の中には筋肉を動かす運動神経、熱さや痛さなどを感じる感覚神経、そして内臓や様々な器官の働きを調整する自律神経があります。

単に神経の圧迫といっても症状は一つと限らないのです。

動神経が強く圧迫されると筋力の低下、感覚神経が強く圧迫されるとしびれや痛み、
自律神経の圧迫では、この甲状腺機能の異常のような症状が現れるのです!

とはいえ、甲状腺の症状が当てはまりそうだからレントゲンやMRI とってくださいとは中々言えませんよね、、、

ただ、お客様がどのような症状に困っているとしても、過去にMRI などをとった事がありましたら、それが診断の役に立つ事があるので是非見せてください!

今回は、カイロプラクティックにとって画像診断がとても大事ということをお話しさせて頂きました。

次回は、今回のブログにもでは甲状腺について話していきたいと思います!

 

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