こんにちは!
今回は、糖尿病に対する矯正を中心にお話していきます。
前回、糖尿病のお客様を実際に施術した事例と共にカイロプラクティックのアプローチをお話しました。
ナーブスコープという背骨のズレを感知する器具を用いた検査まで説明させて頂きましたが、今回は検査で原因が判明した所を実際に矯正する所を見て頂ければと思います!
少しおさらいすると、本例のお客様は、糖尿病の他に甲状腺機能低下症という病気も併発されており、この2つの病気に対するアプローチが必要という事でした。
2つの病気の原因となる背骨のズレの範囲は、
・膵臓の神経支配(胸椎5~胸椎10番目)
・甲状腺機能低下(頚椎6~胸椎3番目)
という事で、ナーブスコープの検査の結果、膵臓の矯正は胸椎の9番目、甲状腺の矯正は頚椎の6番目であることが判明しました!
では、この検査結果元に実際に矯正をしていきます!
まずは、糖尿病に対する膵臓の矯正です!
ニーチェストテーブルという胸椎の矯正に最適な道具の上で矯正を行います。
大事なのが、原因である胸椎の9番目を確実にとらえてピンポイントで矯正する事です!
そのために背骨を実際に上からと下から数えて確信を持った上で矯正を行います。
次に、少し時間を空けて甲状腺の矯正を行います!
少し時間を空けるのは、最初に膵臓の矯正して正しくなった神経の流れを患者さん自信の脳に覚えてもらう必要があるためです。
一度に、多くの背骨を矯正してしまうと脳がどこに治癒力を働かせるべきなのか迷って効果を相殺させる事があるためです!
頚椎の6番目の矯正はサービカルチェアという椅子で身体を固定した上で矯正します。
首の矯正という事で少し怖い方もいると思いますが、負担の少ない矯正なのでご安心くださいね。
このような検査と矯正を行うアプローチが糖尿病に対するカイロプラクティックです。
糖尿病は、治療だけでなく食事をはじめとした様々な管理が必要です。
特に、カイロプラクティックでは、30歳以降に発症した糖尿病にはとても矯正が有効とされています。
しかし、すぐには効果が現れない事を必ず施術の初めに説明しなければなりません。
糖尿病を長年患っている方は2~3年はかかると思って治療する事が必要です!
そして、施術の度に検査を行い、原因となる同じ背骨だけをしつこくしつこく矯正する必要があります!
糖尿病のアプローチ中は、他の背骨を決して矯正してはいけないのです。
矯正の他に我々ができるアプローチとして、生活のアドバイスもさせて頂きますが、ブログで簡単に紹介させていただくと、
・ジュース、炭酸飲料を飲まない
・牛乳も控える
・グレープジュースは飲み過ぎなければよい
・レジスタンストレーニング(少し筋力を強めに使う運動)を行う
などがあります!
ただし、患者さんによって糖尿病の程度や年齢、環境も違うのでその人にあったアドバイスを考えながらさせて頂きます!
以上が、我々カイロプラクティック神流で行うアプローチですので、お悩みの方がいたらいつでもお気軽にご相談ください。
ありがとうございました!